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W650アルミタンクワンオフ製作

マサです、
W650のアルミタンク製作経過です、
まずスムージング、溶接ビードだけを丁寧に削っていきます、
これが地味に気を使って大変です、
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ダブルアクションとサンダーを使ってあらかた削ったら、
アテ木に紙やすりで手で線傷を付けて凹みや不自然なうねりを追っていきます、
見つけたら修正していくんですが、凹みの裏から叩いて起こして来たり(これは叩きだしの一般的なイメージ)、
でもそこだけ叩くと表にもこもこ出てくるので裏から叩き出して表からスプーンハンマーで均すとゆうひたすら地味な作業、
ほかにもこれくらいの溶接ビードの落ち込みなら、
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裏からドリー(板金の道具)をあてて表からスプーンハンマーでたたきます、
これはへこんでるところが低くなっていて周りが高い状態です、
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なのでドリーで当てた部分は起こしてきてあげて周りの高い部分を引っ込ますイメージですね笑、
さらに出っ張ってるところの金属を分子のレベルのイメージですがへこんでるところに動かしてやる感じ、、、笑
やると分かるんですが、半分くらい念が入ってます、
そーすると叩いた状態でだいぶ均せます、あとは叩き傷をダブルアクションで消して、
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同じようにやすりで線傷付けて、
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ひたすらこれを各箇所でやっていくのです、
イングリッシュホイールがあればもうちょい楽だったんかな?でもなくてもできる、
今回は塗装する前提だったんでぶっちゃけこんなやらなくても良いんですが、
やりたくなりますよね、カッコつけ、
タンクの素材がようやく完成です、
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今回は70年代ヨロシクな感じでLSDなんかキメた奴がデザインしたらどーなるんだろうか、
「ってイメージで」、
サイコな感じに持っていけたら最高、
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でも70年代のバイクな感じじゃなくて、現代ぽいのが前提、
デザインソースとゆうよりイメージの仕方が70年代でセンスは2010年代後半、
とゆー感じですかね、
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まあこれが2010年代後半ぽいかどーかは他人が決めてくんであれですけど、
やり方は自由にやらせてもらってるんで良いモノ・面白いモノつくるのがまず、ですね、
バイク作るときはバックボーンからイメージしてくって教わったんでそれが僕なりのバイクの作りかたになってます、
2018年に、日本人のドラッグとバイクが好きな人が、
チョッパーとかカフェレーサーとかじゃなくて、
カスタムバイクらしいカスタムバイクを、
極彩色ネオンぎらぎらのラブホテルの和室に飾るために作る、
って感じですね、イメージは自由です、僕の仕事最高に楽しいです、



by 758ringyo | 2018-01-18 20:08 | W650 | Comments(0)
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